ワークショップのテーマ







21日、22日の『ぶながやの森芸術縁日』にお越しくださったお客様、関係者の皆様この度はどうもありがとうございました!
準備に時間がかかってしまったり至らない点も多かったのですが、ワークショップ参加の方々の笑顔に励まされ無事終えることができました。

話し足りなかった部分ですが、北部には琉球金属工芸の聖地『奥間カンジャー』があります。
奥間カンジャーには金工にまつわる伝承が残され、金属工芸には重要な道具『フイゴ』の神様(フーチヌ神)が祀られています。
すっかり減ってしまった沖縄の鍛冶屋、人知れず幕を下ろした沖縄の鍋職人、途絶えてしまった錫細工。特に沖縄の鍋づくりは戦後の食文化や染織工芸を影で支えた大事な工芸のひとつなのですが、県内の人々に知られることなくひっそりと閉められたのは心が痛みました。
そんななかで奥間カンジャーのフイゴ祭の日が近いということもあり、トントンという制作の音を奉納として届けられたらと今回のワークショップを企画しました。

北部でのワークショップははじめてで、参加できなかった方も多くおられたのでまた企画できたらと思います。


2020年11月27日