琉球の角瓶

 純錫製角瓶(金細工まつ製)


純錫製角瓶の販売をはじめました。完全受注生産になります。


 


沖縄の錫職人は長きにわたり祭祀道具を主として生産していましたが

 



王府時代末期になると角瓶など飲食器の生産に切り替わっていきます。




提げ重(明治期)


写真は明治期沖縄でつくられた提げ重(重箱)で二人用のものです。




前面の蓋を引いて開けると






ぴったりと重箱と角瓶が収まっています。







錫製の酒器は人気で重宝がられ、それに模した形の焼き物も多くつくられました。







角瓶の蓋を開けるとその中には小さな盃が収まっています。







左が明治期の角瓶、右が復元の当工房製角瓶です。







当時のものと同様に盃が収まります。







泡盛専門家の方と盃で飲み比べたところ、錫製盃と古酒の相性は非常に良く、




長く琉球で愛されたその意味に納得させられました。




お手軽に錫の盃で味わっていただけるよう、この小さな盃のみの販売もしています。





 純錫製古酒盃 【復刻仕上げ】
 (左) イゼナ    *琉球錫器の古風な仕上げ、ロクロ削り跡が残る質感。 
 (右) イヘヤ    *明治中~末期風の仕上げ、磨かれた滑らかな質感。

 

 

◆古酒盃は下記店舗にて販売しております。(角瓶については当工房へお問い合わせください。)

・カフェユニゾン  
  沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
   https://www.cafe-unizon.jp/

・ゆいまーる沖縄 本店
  沖縄県南風原町宮平652
   http://www.utaki.co.jp/

・ひふみ民藝店
  大阪府大阪市西区南堀江2-10-9テラス101号室
   http://mingei123.jimdo.com/


2018年11月18日