【WS】1/9 梵鐘のつくりかた《沖縄県立博物館美術館》
万國津梁の鐘、名工に倣う
2023年1月9日(月・成人の日) 13:30~16:00 *要予約
万國津梁の鐘はどのように造られているのか?
このワークショップでは古来の鐘づくりと同じように砂の型に模様を彫り、
金属を流し込む本格的な鋳造を体験します。
当時の職人の苦労やこだわりどころを追体験できる特別なプログラムです。
この体験で万国津梁の鐘を見る目が変わります!
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万國津梁の鐘(旧首里城正殿鐘)は琉球王国時代の1458年に鋳造された和鐘。
沖縄戦で消失・破壊された文化財も多い中で、現在でも残っている国指定の重要文化財です。
万國津梁の鐘には、かつて琉球王国が海洋国家としてアジアの国々と交易する中で、
万国の「架け橋」として活躍したことが誇らしげに刻まれています。
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2023年1月9日開催のワークショップでは梵鐘のつくり方の話とその模様の再現を体験する内容で、
私がその講師を務めさせていただくこととなりました。
先日はその打ち合わせの様子を
DEEokinawaさんに取材していただきました。
今回のワークショップ内容は以下記事のような内容ですのでまずはそちらをご覧ください。
取材記事【https://www.dee-okinawa.com/special/okimu/bankoku01.html】
古来の鐘づくりと同じように砂の型に模様を彫り、金属を流し込む本格的な製作体験です。
実はもっと安価に簡単な内容も考えていましたが、そうしてしまうと『万国津梁の鐘』を
つくりあげた名工たちの功績が伝えきれないと思い、今回の本格的な体験を
提案させていただきました。
こちらの準備は手間がかかり大変なのですが、参加していただいた方はこれまでと違う視点や
高い解像度で梵鐘が見えてくるはずです。
直径10センチの金属(スズ)レリーフが作れます。
テーマとしては『万国津梁の鐘の模様を再現』ですが、描く内容や用途は自由です。
名前を書いて表札にしたり、豪華な装飾のコースターにしたりと色んなレリーフが作れます。
今回、参加費には博物館観覧料も含まれていますので展示されている梵鐘を何度も見に行くことができます。
この機会にぜひその目で名工の技を盗み、再現に挑戦してみましょう。
イベント案内ページ【https://okimu.jp/event/1670056515/】
【開催情報】 ※要申込
万国津梁の鐘プロジェクト『解体梵鐘』vol.8
『 万國津梁の鐘、名工に倣う』
開催日: 2023年01月09日(月)
開催時間: 13:30-16:00
場所: 沖縄県立博物館美術館 実習室 (常設展示室)
定員 20名
対象 小学生/中学生/高校生/大学・専門学生/一般
※小学4年生以上。小学生のお子様は保護者同伴でお願いいたします。汚れてもよい格好でご参加ください。
申し込みについて
申込受付期間:2022年12月09日(金) ~ 2023年01月09日(月)
沖縄県立博物館美術館のウェブ・総合案内・電話にて受付
参加費: お一人様¥5,000(材料費、博物館常設展示室観覧料込)
主催 一般財団法人 沖縄美ら島財団